瀋陽の日本戦犯を裁く法廷の旧跡陳列館
发布日期:【2017-01-11 10:51:48】

瀋陽の日本戦犯を裁く法廷の旧跡陳列館は、瀋陽市皇姑区黒竜江街77号に位置し、瀋陽「九・一八」歴史博物館に属している。日本戦犯を裁く元特別軍事法廷の旧跡を、昔のままに復元し、2014年5月18日に一般公開したものである。瀋陽の日本戦犯を裁く法廷の旧跡陳列館は、敷地面積2160㎡、建築面積1545㎡、展示面積1120㎡である。陳列館は復元陳列と史実陳列という二つの部分を巧妙に融合させ、文字、写真、物、文献、図表、音声など多種多様な手段を通して、1956年6月9日から7月20日までの間、中華人民共和国最高人民法廷特別軍事法廷が瀋陽にて36人の日本戦犯を公開審判した際の歴史と、日本戦犯たちが瀋陽で裁判を受ける前後の経緯について紹介している。瀋陽裁判は中国人民の意志と希望が込められた裁判であり、正義が邪悪を裁くものでもある。その中で審判を受けた36人の日本戦犯が全員罪を認め、国際戦犯裁判史上の奇跡だと言える。一般公開後、旧跡陳列館は社会各界から大いに注目された。2014年9月、国務院によって第一期の国家級抗戦記念施設遺跡として評価され、10月に遼寧省政府によって省級の文物保護機構と指定された。瀋陽日本戦犯を裁く法廷の旧跡陳列館は、日本戦犯への裁判をテーマとした陳列館として、日本が犯した侵略の罪の証拠を暴くだけでなく、青少年の愛国主義教育上、貴重な教科書でもある。そして、侵略の事実を否定する日本の右翼への動かぬ証拠であり、徳を以て怨を報うという中国人民の寛容さの表れでもある。

瀋陽第二次世界大戦連合軍捕虜収容所旧跡陳列館
发布日期:【2017-01-11 10:49:13】

瀋陽第二次世界大戦捕虜収容所は瀋陽市大東区地壇街30-3号に位置し、第二次世界大戦の間、太平洋戦場から運んできた連合軍の捕虜を収容するために日本軍が設置したものであり、当時奉天捕虜収容所と呼ばれていた。ここは日本軍が中国の東北地域で設置した中心的な捕虜収容所であり、その面積が5万㎡近くに達し、収容された捕虜がアメリカやイギリス、カナダ、オーストラリア、オランダ、フランスなどの6か国で合わせて2000名以上に達した。今日まで保存された収容所の建物には、一号捕虜営房と付属建物、日本軍事務室及び付属建物、収容所病院、水塔とボイラー室、煙突などがあり、第二次世界大戦の間、日本軍が国内を含む世界各地で作った18の捕虜収容所のうち、保存状態の最もよい施設の一つである。2013年、国家級文物保護機構と指定された。収容所の遺跡をもとに建てられた瀋陽第二次世界大戦連合軍捕虜収容所旧跡陳列館は、史実陳列館、捕虜営房復元展示区域、日本軍事務室復元展示区域、遺跡記念広場からなり、敷地面積1.29万㎡余りで、建築面積約4000㎡である。常設の展示内容として、『瀋陽第二次世界大戦連合軍捕虜収容所史実陳列』や『捕虜が描いた収容所』、『抗日戦争時期の国際友人』などがあり、合わせて歴史写真500枚余りと物的資料100点近く展示され、更にデジタル地図や場面の復元、復元模型、テーマ彫刻、絵、映画、投影など多種多様な展示手段を通して、瀋陽第二次世界大戦連合軍捕虜収容所設立の経緯や収容所での連合軍の兵士たちの苦痛と争いを紹介し、日本軍が公然と国際公約を違反して、連合軍の捕虜を迫害するというファシズムの暴行を暴き、戦争を反対し、平和を愛するという人々の心の声を描いた。

瀋陽市「九・一八」歴史博物館
发布日期:【2017-01-11 10:39:45】

瀋陽市「九・一八」歴史博物館は、瀋陽市大東区望花南街46号に位置し、正に国内外を震撼させた「九・一八」事件の現場、「南満」鉄道柳条湖線路遺跡の東南部にある。1991年に建てられ、敷地面積3.5万㎡、建築面積1.26万㎡、展示用面積9180㎡のものである。「九・一八」事件の歴史について詳しく紹介する世界唯一の博物館として、国家一級博物館、全国愛国主義教育基地、国家AAAA級観光地、第一期国家級抗日戦争記念施設、中央国家機構愛国主義教育基地と評されている。長年に渡り、瀋陽「九・一八」歴史博物館は「過去の思い出を大切に集め、歴史の真相を見せる」ところに責任感を持ち、「九・一八」事件の歴史について物的資料と歴史文献の収集、展示、研究、広報、教育に取り組んできた。基本展示品としての「九・一八歴史陳列」では、大量の物的資料と歴史写真を展示し、また、現代的な手段を通じて、帝国主義日本が「九・一八」事件を策略し、起こしていた経緯を説明し、更に我が国の東北地域の人々が残酷な殖民地統治を強いられた屈辱な歴史を紹介している。そして、東北地域の人々が全国の人々とともに、中国共産党の指導の下で、屈せずに血を浴びた抗戦を続け、最終的に抗日戦争の偉大なる勝利を手に収めたという歴史的な絵巻を開いてくれた。この展示は全国優秀展示トップ10に入賞した。瀋陽「九・一八」歴史博物館は、過去二十年余りの間で累計数千万人にのぼる見学者を受け付けており、年間訪問者数が延べ100万人に達している。ここはすでに、一般国民向けの愛国主義教育の掟となり、更に重要な抗日戦争記念イベントを行う場所となっている。1999年から、毎年9月18日になると、社会各界がここに集まり、「九一八事件を忘れなかれ 警鐘を鳴らす」という儀式に参加してきた。その都度、瀋陽市内で防空警報が鳴り、警鐘が14回打たれることになっている。それは、「国の恥を忘れるべからず、『九一八事件』を忘れるべからず」と、世の中の人々に伝えようとしているのである。